私の貰ったもの


「自由にペアを作れって言われても―…」

そう呟いたのは目の不自由な高橋君


確かに、障害の種類によってだいぶ限られる気がする



そんなとき

「遥」



私の好きな低音の声が、私の名前を呼んだ



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