私の貰ったもの



ピーーー……

ピーーー……


ピー…



『…っ…』



堪らなくなって声をかける


「遥…どうしたの…?」



遥ははっと気がついたように
俺の方を振り返る。



くわえていた笛を、ポロッと落としてしまうくらい、


口と目を大きく開いて、数秒後に俺に飛びついてくる


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