嘘つきシャボン玉の恋ゲーム
「ついに優花も青春とつにゅーだねぇ。
お姉ちゃん嬉しーよ!」
「誰が私の姉貴だ、このアホッ」
「でも優花。あたしは優花の恋、応援してるよ。」
「うん♪あたしもぉ〜。」
優しく微笑む小百合と、にへらっと口角を上げる理恵子。
私の胸は、自然と暖かくなった。
「だが、私はどうすれば……………」
私が小声で言うと、理恵子は深夜に出すべきでない音量で「大丈夫!」と言った。
なにが大丈夫なんだか…。