俺様 海様 イケメン様




俺は

ハッとして花火大会の時のことを思い出す。



あぁ、

そうゆうことか。



花火大会の時も、

今も、

男絡みで怒ってる。



だから

置いて帰るんじゃないかって不安な訳だ。



理由が分かった俺は、


萌亜と手を繋いでいない方の手で

萌亜を抱きしめる。



「……え!?」

「ばーか。置いて帰るかよ。あん時は悪かった」




そう言うと、

萌亜は強く握っていた手を
離した。














< 124 / 205 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop