涙色の感情
そして、私はその場を後にした。
彼女の顔は良く見えなかったが…きっと笑ってくれているだろう。
笑って彼女にさよならを言えた…別れられた。
私は、それだけで胸が満たされた気分だった。
でも------どこか空虚だった。
心の片隅で、彼に会いたいと叫んでいる自分が居た。
それは、どれだけ辛くて苦しかった。
彼に会ってちゃんとお別れを…。
彼がどんなに私を好きでなくても、愛していなくても、構わないから。
私は、道の真ん中で座り涙を流した。