あなたは誰と恋をする?《短編シリーズ》





「やだなぁ、琴女ちゃん。
アレはAVの演出で使ってただけであって、
本当の使い方は普通のマッサージ器だよ??」


「えぇ?!」

あたしは恥ずかしくて両手で顔を覆った。



「ちょっと意地悪しちゃったかな?でも、琴女ちゃん可愛い♪」


「も、もぉ!!変な事言わないでよ!!」


「俺があんな物に頼ると思う??
道具なんて使わなくても琴女ちゃんをイカせ・・・「もぉ!わかったから!!!」


「・・で、プレゼントしてくれるの?」

遼はニヤニヤしながら聞いてくる。




「・・・違うものにします・・・」



「なーんだぁ。残念♪・・・じゃぁ・・・」




遼はあたしを後ろからふわっと抱きしめる。





「定番だけど・・・いい?」


あたしの頭の後ろから優しい低音が響く・・・








「・・・琴女をたくさん頂戴♪・・・」









遼はズルイ・・・


胸の奥から、キューーンっていう何かがこみ上げてくる。










いつまでも遼に振り回されてる琴女でした♪













おわり









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