星の哀歌
「よし、言おう。アタシ、美紀の分も幸せになるんだ!」

光星と、お腹の子と三人で世界一幸せな家族になる。

こんなに愛し合っているアタシ達なら絶対になれるはず!



「話ってなんだ?」

「うん……あのね」

アタシは光星に全てを打ち上げた

「なんだって!? ……うっ!」

レイプのことを話すと、驚愕した光星は胸を押さえて苦しみ出した

「光星!? どうしたの、しっかりして! い……いや! イヤー!」

ドラマや漫画で見たことがある、あれとそっくりなことに気がついた


これは……心臓麻痺だ!


少しの時間もがき苦しんだあと、ピタリと動きが止まった

「光星……? ねえ光星、嘘だよね? ねぇ、嘘だって言って。……嘘だって言ってよー!!」



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