星の哀歌
「あっ、美紀ちゃん、あゆちゃん、いらっしゃい」

奥から出てきた山内さんがいつもの優しげな笑顔で声をかけてくれた

「最近、おかげさまで少し忙しくなってきていてね、知り合いの子にバイトを頼んだんです。彼、今村光星くんっていいます。よろしくお願いしますね」

山内さんが紹介してくれている間も、アタシはずっとぼんやりとしていた。



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