君に出会った奇跡
綺羅「彩ーーー!」



どき!



一気に顔が赤くなる。



あんな雑誌があったからだ!




少し水を飲んで、落ち着いたら、この部屋には綺羅のほかに、瑠維と太陽がいることを知った。






「どうしたの三人とも。」




瑠維「あのね、彩。俺さ、炎龍に入ることにした。総長は太陽で、副総長は綺羅なんだってさ。」



彩「え!そうだったの!そっか。じゃあ、これから一緒に帰れなくなったりする?」




太陽「…なあ、彩。お前も炎龍に入んねえか?」




彩「え!」





綺羅「彩、瑠維。二人に俺らをあげるよ。俺らの炎龍っていう居場所をね。」






居場所。




ずっとほしかった、わたしの居場所。





そう思うと、自然と涙が出た。





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