恋の家庭教師
――Yui side.*゜
…バックンバックン
心臓の音がなかなか鳴り止まない…。
私は、リビングのソファに姿勢良く座りながら、次のお風呂の順番待ちをしてた。
先に蓮くんが入ることになって良かった…。
はぁー…
ほんっと調子狂うなぁ。
家庭教師のあの人に、こんなにドキドキする日が来るなんて…思ってもいなかったよ。
初めて会った日に
下の名前で呼ばれただけでドキドキした。
…そのときから好きだったのかなー…。
今じゃ、そんなの比じゃないくらいドキドキしてるけど。