恋の家庭教師
「じゃあー…あんまり見ないようにする」
拓さんはニコッと笑う。
「その交換条件として、一緒に暮らしたいんだけど、いいよね?」
今度は私を見ずに、
蓮くんの顔を真剣に見つめた。
初めて真顔見た…。
そこまでして一緒に暮らしたい理由って、なんなんだろう?!
「…てか、なんでそんなに、一緒に暮らすことにこだわるわけ?」
そうそう!
それ気になってた!
ナイス!蓮くん!
「三人の方が楽しくない?たとえ蓮の彼女だとしても、俺は気にしないしー」
拓さん、即答。