恋の家庭教師
あぁー…蓮くんと一緒におうちで過ごせなかったなぁー…。
「兄貴…勝手なこと言って悪かったな…ほんとに唯は嫌じゃないよな?」
「うんっ」
むしろ、嬉しいよ。
…素直にその言葉は出なかったけど、私の表情はとても穏やかだった。
お母さんなんて言うかな。
変わったお母さんだから…たぶん「いんじゃない?」とか笑っていうだろう。
受け入れてくれるといいな。
もし三人で暮らすんだったら…とうぶん…え、えっ……ち…は無理だよね…。