恋の家庭教師
はぁービックリしたぁ。
「じゃあ、朝ご飯できたから、蓮くんきてね? 拓さんも。」
蓮くんがスッと立ち上がり、
テーブルにむかっていった。
けど、
拓さんは座ったまま溜息をついた。
「…拓さーん?」
「ごめんねー? 花音…俺の彼女に唯ちゃん似てるっていうか…間違えちゃいました。ごめん。」
「いや、ほんと大丈夫です! 蓮くんさえ怒らなければ…!」
「ははっ。そっか。ありがと」
拓さんも立ち上がったので、私も食卓テーブルへむかう。