恋の家庭教師


「はははっじねぇよ。裏で褒めるより彼女の前で褒めた方がまだマシだろ」

…たしかに…。

「まぁまぁまぁ♪ 結果として蓮は唯ちゃんと毎日一緒なんだからいいじゃん」

「…まぁな。」

得意気に拓さんにむかって微笑む蓮くん…かっこよすぎ……。


「あー美味かったー」

「ごちそうさま~」

「俺も。唯の美味かったー熱もおさまるうまさだったわ」

「あっ、そうだよねっ! 大丈夫?」

「おぅ。朝起きたら治った。」

「よかった(*^^*)」

…昨日のおかゆ…まぁいっか。

後で自分で食べようかな。


「てか、私こそごちそうさまでしたっ」

「これからはそんなの言わなくていいよ。俺ら一緒に暮らすんだし、作ってもらうわけだし。」


「あ…そっか。ありがとうございます」




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