初めての恋
告白
透と出会ったのは、小3の夏休みあけ


麗は団地から、家族で一軒家に引っ越してきた。


透の家は、歩いて2分ほどの距離


第一印象は、チビでガキ大将


転校してきた初日から、スカートめくりをされたり、泣かされりたで、はっきり言って嫌いな男子だった。


腐れ縁というのだろうか…透とは、6年生まで一緒のクラス。


中学になって、初めて別々のクラスになった。


家が近かったので、クラスが別でも、会えばくだらない話しをして帰ったりしていた。


中3になり、中学では1度も同じクラスになることはなかった。


いつの間にかチビだった透は、麗より背が高く、声変わりもしていた。


麗もまた、女の子らしい体つきになり、子供から少しずつオトナへと成長していた。


< 1 / 32 >

この作品をシェア

pagetop