【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
ヘヘッと元気に笑う彼。
「なんで...陽斗がここに居るの?!」
抱きついてきたのは陽斗。
確かに、うちの高校の制服を着ていた...。
「だって、俺等この高校受験したから♪」
陽斗は確か、去年は中学3年生だったね。
俺等ということは......
「陽斗、目立ちすぎ」
後方から、少し呆れ気味な声で言っている。
「郁斗も、この高校受験したんだ!」
微笑んで郁斗に言う。
しかし郁斗は、「陽斗が目立ったせいで、かなり見られてるじゃん...。 だから来たくなかったんだよ...」とブツブツ言っていた。
見られるのは、あまり気分が良いいものではないもんね。