【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
「『すでに神童と言われる。』だって!! よっしゃ♪」
郁斗が以外にも、これに参加してくれるなんて思ってもいなかった。
しかし、どんどん進めていくと、郁斗が一番金持ちになった。
そして、俺が一番貧乏。
あいつ天狗になってるから、どん底に落ちねぇかな。
そして、俺の願いが届いたのか。
「うげっ。『婚約指輪を買う。給料の2倍はらう。』とか有り得ねぇし...」
手持ちの金を数えて、嫌々ながら出す。
ざまみろ。
郁斗が重い溜息を漏らしていると、横で。
「婚約指輪って、貰うと嬉しいんだろうね?」
楓が上目遣いで微笑んだ。
絶対、楓は上目遣いということを気にしていないと思うけどな。
「や、やっぱり、楓も結婚...したい?」
「そりゃしたいよ! 一生に一度は味わいたいからね♪」