【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
なんか...、想像と違う...。
イクが私の想像と違いすぎていたのに、驚いていたら
「お前等、声デカ過ぎ。 廊下まで、丸気声だから」
不意に声のする方を見る。
「あ? 何で女がいんの? ファン?」
レオ...、通称『SHOOTの王子様』。
あの爽やかな笑顔を向けられると、女性は一瞬にして落ちるという...。
でも、私の前には眉を寄せて、不快感をあらわにするレオしか居ないんですけど......?
「あの、私は――」
「玲王っ、俺のプリン返せよ!」
「い、や。てか、食べたからムリ。
欲しかったなら、名前でも書いとけ」
「玲王ーーーっ!!!!」