【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~




私の顔を覗き込む。



「一緒に居られますよーにって......ッ~」


何本気で答えてんのよ!!


つい素直に答えちゃった......。


焦る私にポンと頭に手を乗せた。




「居られると良いな......」


優しく笑った。


うん......そうだね...。


これからも一緒に居たいよ......。



鎖に掛かった淡いピンクの錠を愛おしく眺めた。





でも、わたしはともかく玲王は芸能界の人間。



この"幸せ"が壊れてしまうなんて、このときは予想もしていなかった。



< 339 / 412 >

この作品をシェア

pagetop