【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
○リーダー
【楓side】



「......重い」




私の両手には、分厚い辞書が何冊も。




私はクラスで現国係という係として

先生にパシられ、辞書を運んでいます。





ただでさえ私は、面倒なこといやなのに!




重いから玲王に手伝ってもらおうとしたが。





「は? 何で、俺様がお前の手伝いなんかしなきゃなんねぇんだよ」




と言われた。




玲王め......



後で、玲王の差し入れに唐辛子クッキー入れておこう...。




そんなことを考えていても、辞書の重さが変わる訳は無く。




ダラダラと国語準備室へ向かう。




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