嫌いなあいつは婚約者

クリスマス




初めての、彼氏と過ごすクリスマス。



だったはずなのに、そんな幻想はいとも簡単に破れてしまっていた。






「今日のノルマはこれなー!」


そう言って山のようにプリントを渡して来る先生。


そう、私はテストでしくじって赤点を取って補習の座を獲得してしまったのだ。






ううう、泣きそう。

とても終わるとは思えない量のプリントに、一人机に突っ伏す。




あ、やばい。と思ったときにはもう遅く、既に視界はぼやけ、夢の中へと旅だっていってしまった。









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