無気力少年



「えっと‥簡単には、許せない‥けど、謝ってもらえ、て嬉しかった」



「これからは、いっさいお前らに関わらねーから安心しろ」


「うん、」



「じゃあ俺たちはもう行くから」



「あー待って待って」


「池田か、何だ?」


「また喧嘩しよーぜ」



一瞬間が開き
ドS野郎はため息を吐いた



「本当に空気読めねーな。でもまぁ‥俺じゃなくて、コイツら相手にしてやってくれ」


「お願いします、池田さん!」




ん?
何か、懐かれてないか?



「それじゃあな」

そう言い残してドS野郎と愉快な仲間たちは保健室を出ていった



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