雪色
ピンク色

初恋

  凛 ver


 高校。恋愛には最も適してるけど、
   今までで恋したことが無いの。
  初恋って、姉ちゃんに聞いたけど
   甘酸っぱいらしいね。

 「り~ん!!聞いてる??」

  あ、あたしの名前は
   咲野凛。 
  皆には凛って呼ばれてる。
   さっきウチを呼んだ人が、
  青木由梨子。
 
 「ごめんごめん。何だった?」

  会話の内容はこうだ。
 
  由梨子は、2歳年上の彼氏がいて、
その彼の友達が、ウチを好きで。
  あたしに会いたいって言っていたらしい。

  由梨子の彼は、メッチャかっこいい!!
  その彼の友達だから・・・。
  かっこいいのかな??

 「会いに行こ??いいでしょ??」

  ある意味、由梨子の彼に会いたかったから、
  その人にも会ってみることにした。
  
  でも、その人があたしの運命を
   どん底に落とすとは知らずに・・・。


 「凛っ♪」

 「あ。由梨子~。」

  あたし達は、彼の待っている
  『和み庵』に行った。

 「あ~。由梨子~。」

 「海斗ぉぉぉぉぉぉぉ❤」

  店に入ったとたん、
  甘い香りがした。
 
  モンブランとか、チョコケーキ。
  イチゴパフェなんてあるぅぅぅぅ♪


 「・・・凛ちゃん・・・だよね?」

 「はい・・・そーです・・・!?」

  恐る恐る振り返ると、
  あたしの過去の嫌いな人が立っていた。

 「あ・・・。あの・・・。」

 「俺は、白鳥 雄也。」

  名前を聞いたとき
  あたしの頭が真っ白になった。  

 
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