勿忘草-時をこえた思い
『この手紙を読んでいるとき君のそばに俺はいないだろう。

俺は、もう戻ってくることはできないかもしれない。
 
君には伝えなかったが俺は、国の軍隊の最高幹部の一人だ。

普通、最高幹部になると国の寮でくらさないといけない。

今までは、拒否していたのだが命を狙われそうもいかなくなった。

だからこそ、俺は君から離れることにした。

でも、これだけはわかってほしい。

俺は、君のことを愛している。

この時代では、もう会えないかもしれない。

でも俺は、生まれ変わってでもいつか必ず君を見つけだす。

だから…
 
俺のことを忘れないでほしい。
 
もし、君が生まれ変わってもこのことを覚えていたなら…

思い出の場所で会おう。』


 
 






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