【完】愛する君と、
「わかった。もし、千里ちゃんが熱出したら心配?」
「当たり前じゃん!」
「それは迷惑?」
「なわけないし!」
「同じですけど」
「…へっ?」
「同じだよ、全部。心配するのが、迷惑なわけない」
「…うん」
俺はいつもの優に、口元が緩んだ。
「夕飯どうする? 外は無理だし…」
今冷蔵庫空なんだよな…。
「あたしは…お粥」
「そんなんでいいの?」
「直紀の作ったお粥がいい」
「ふっ、可愛いこと言ってくれんじゃん! よっしゃ! 愛情たっぷりのお粥作ってやる!」
この際、俺もお粥でいいや。