【完結】永遠の愛を〜愛してるのはあなただけ〜
仕事にプライベートを持ち込まないのがわたしのプライドだから。
この部所の社員の人達からは、わたしはプライドの高い女だと思われてるみたいだけどさ。
別に誰がなにを言ってようがわたしにはカンケイない。
そういうのいちいち気にしてたら、仕事なんかしてられないしね。
「瑞紀、これもコピーお願い」
「うん。わかった」
頼まれた仕事をするのがわたしにとっての誇り。
会社ではそこそこいい取引してるけど、実際はみんなが手伝ってくれるおかげでもある。
「課長、どうぞ」
課長の目の前にコーヒーを置く。