【完結】永遠の愛を〜愛してるのはあなただけ〜
サイテーな自分と向き合うコト。
「……もしもし、課長ですか」
「ああ、どうした??」
「あの、すみませんが……今日は沙織が体調悪いみたいなので早退させます」
「なんだって。……まぁそういうコトなら仕方ないな、わかった。気をつけて送ってやれ」
「はい。終わり次第そちらに戻ります」
「わかった」
「じゃあ失礼します」
電話を切ったわたしは、沙織のもとへと戻った。
「沙織、帰ろ……」
戻るとそこには、寝息を立てて眠りに落ちている沙織がいた。
「スーッ……スーッ……」
「……沙織」