【完結】永遠の愛を〜愛してるのはあなただけ〜
サイテーな自分と向き合うコト。







「……もしもし、課長ですか」



「ああ、どうした??」



「あの、すみませんが……今日は沙織が体調悪いみたいなので早退させます」



「なんだって。……まぁそういうコトなら仕方ないな、わかった。気をつけて送ってやれ」



「はい。終わり次第そちらに戻ります」



「わかった」



「じゃあ失礼します」



電話を切ったわたしは、沙織のもとへと戻った。



「沙織、帰ろ……」



戻るとそこには、寝息を立てて眠りに落ちている沙織がいた。



「スーッ……スーッ……」



「……沙織」
< 307 / 655 >

この作品をシェア

pagetop