【完結】永遠の愛を〜愛してるのはあなただけ〜
「わからないなら教えてあげるよ。……今は上司じゃなくて、"男"として君と会ってるんだよ」
「……えっ??」
男としてって……。
「お待たせしました。オレンジカクテルです」
そんなコトを考えていると、わたしの目の前にオレンジカクテルが置かれた。
「どうも」
わたしはカクテルを一口口に含んだ。
「……おいしい」
これを飲むと、なんだか落ち着く……。
「……瑞紀」
課長はわたしの名前を小さく呼んだ。
「えっ??」
課長今わたしのコト、"瑞紀"って呼んだ??