【完結】永遠の愛を〜愛してるのはあなただけ〜
「ありがとうございます。……そんなに気を遣っていただかなくても大丈夫ですから」
「いや、それだけじゃないよ。君がなにか悩んでるようだったから、慰めてあげたくて」
「え??あっ……ありがとうございます」
わたしはそんな彼の優しさにドキドキしながら彼の隣に座っていた。
そして彼はわたしの手をにぎり、わたしの耳元で小さくこう呟いた……。
「―――――今夜はあなたのコト、たくさん知りたい」
「え……??」
それって……。
「ダメですか??」
「いっ……いえ。ダメじゃ、ありませんけど……」