【完結】永遠の愛を〜愛してるのはあなただけ〜
運命の決断。
「……はい」
「いいか瑞紀、オレに遠慮なんてしなくていい。瑞紀がそうしたいと思ったらそうするんだ。いいな??」
「……はい」
「だから瑞紀、アメリカに行くんだ」
「……行ってもいいんですか」
「いいから言ってるんだ。瑞紀はそうしたいんだろ??ならそうすればいい」
課長はそう言うと、わたしの頭を撫でながらニコリと笑った。
「……ありがとうございます」
「お礼なんて言うな。言ったろ??オレはいつでも瑞紀の味方だって」
「……はい」
「だからオレは、お前のするコトに反対したりしないよ」