【完結】永遠の愛を〜愛してるのはあなただけ〜
愛しいひとの温もりを永遠に。
「課長」
「どうしました??」
「企画書のチェック、お願いします」
「はい」
企画書を真剣な眼差しで見つめる課長の瞳(め)は、やっぱり会社の上司としての瞳(め)だった。
「……いいでしょう。ではこの案で企画を進めてください」
「はい。……あの、課長」
「なんでしょう??」
「今日、時間ありますか??」
「時間??ええ。大丈夫ですよ」
「じゃあ、食事にでも行きませんか??」
「食事??いいですね。行きましょうか」
「はい。ありがとうございます」
「いえ」