アルバイト
―次の日

ユウとタクヤは赤ちゃんを連れて、ユウが赤ちゃんを預かった場所が監視できるファーストフード店に陣取っていた。

「これで本当に見つかるかな?」

「まぁ、手がかりがなにもないんだからしょうがないだろ。
赤ちゃん担いで炎天下歩く訳にもいかないし。
それに、犯人は現場に戻るっていうだろ?」

不安そうに聞いてくるユウにタクヤが答える。

―見張りを初めて2時間後。

「あ、タクちゃん!
あの人だ!!」

ユウが指差す。
若い女の人がチラシの辺りをウロウロしている。

「よし、ユウ行くぞ!!」

タクヤが駆留呂須(仮)をだっこしてファーストフード店を出る。

「ちょ、タクちゃん。
まだお会計が…」

ユウが財布をだしながらアタフタしている。

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