未来へ
「ねぇね~」
「どうしたの?何で泣いてるの?」
「こあい夢見た…」
「そっか。ねぇね抱っこしてあげるから、もう1回寝る?」
「もう寝ない。ご飯食べる。」
「もう18時かあ…。夜ご飯作るから遊んでて?」
そう言ってキッチンに立ったとき、琉祈が帰ってきた。
「ねぇちゃん帰った~」
「はい、お帰り!!シャワーわ?」
「今から入ってくるー
凌央、シャワー終わったら、にぃにと遊ぼうな!!」
そう言ってお風呂に向かった琉祈は15分くらいしたら出てきた。
ご飯の用意を手伝ってくれつつ、凌央の面倒も見てくれている琉祈。
いつもいつも感謝でいっぱいだ。
夜ご飯が終わったら、また明日から始まる学校生活に備えて、琉祈も凌央も私も早めに眠りに着いた。