未来へ





「ねぇね~」


「どうしたの?何で泣いてるの?」


「こあい夢見た…」


「そっか。ねぇね抱っこしてあげるから、もう1回寝る?」


「もう寝ない。ご飯食べる。」


「もう18時かあ…。夜ご飯作るから遊んでて?」



そう言ってキッチンに立ったとき、琉祈が帰ってきた。


「ねぇちゃん帰った~」


「はい、お帰り!!シャワーわ?」


「今から入ってくるー
凌央、シャワー終わったら、にぃにと遊ぼうな!!」



そう言ってお風呂に向かった琉祈は15分くらいしたら出てきた。


ご飯の用意を手伝ってくれつつ、凌央の面倒も見てくれている琉祈。

いつもいつも感謝でいっぱいだ。


夜ご飯が終わったら、また明日から始まる学校生活に備えて、琉祈も凌央も私も早めに眠りに着いた。










< 19 / 39 >

この作品をシェア

pagetop