君とキセキの恋をしよう。
ファミレスに着いておじさんらしき人を探した。


うん、探したんだけど・・・


「おーい!こっちだよー!」


うん、人違いだよね。


えーっと、おじさんはー?


「凛花ちゃーん!こっち、こっち!」


ものすーごく無視したい、名前呼ばれてるけど無視したい!


「凛花ちゃんだよねー!僕さっき電話ー「わかりました!」


もー、恥ずかしいったらありゃしない。


お店の人までこっち見てるし・・・。


何なんだこの人は。



「で、僕のことなんだけど」


一息ついたとこで(やっとのことで)目の前にいる変な人(?)が話はじめた。


この人の話だとホントに私のおじさんらしい。


今は事情があって一緒に住んでない父親のお兄さんらしい。


どー見ても、全然似てないんですけど・・・。


「それでね、これからの事なんだけどね。おじさんの所に来てもらう事にしたんだ。」


「は?なんでおじさんの所に?」


「ん~?なんでって言われてもね?」


だから、私に聞かないでよ!


「家のことなら大丈夫ですよ、なんとかなりますし・・・」


「学校はどうするの?」


・・・そうだ、大事な問題があったんだった。


「ね?おじさんとおいでよ。」


なんかその台詞怪しいんですけど・・・。


「・・・はい、分かりました。」


そう、私にはこうするしかない。
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