小鳥と恋愛小説家
■それってどういう意味ですかね……?




「…………でー?おまえはまたなんで落ちてんだよ?」



「…………。」



遠慮を知らない大河は俺にあっさりとそう聞いた。



「………俺に言えねぇってのかぁ……っ?」



中々話し出さないでいると可愛い顔を不機嫌に歪め、デカイ目でギロリと睨む。



「………別に。」



「よし!言えっ!」



言うまで間違いなくおまえが煩く騒ぐから言いますよ。



目的を達成するまで、大河は吠える小型犬並にギャーギャー煩い…………。



それを長年の付き合いで知ってる俺は、まぁ…心配もかけたことだし、小鳥ちゃんとのことを素直に話した。









―――――――――――――…………………



「…………ナニソレ。」



「………?………だから、俺は嫌われてるんじゃないかって…………。」



何だか前にもこんな大河のリアクションを見たような気がするなぁ…なんて思いながら、二度も言いたくないことをまた口にする。



「~~~っ!ちっげーよっ!!このボケさくが……っ!!!むしろぎゃくだろうがっ!!?」



大河は信じられねぇ…と言いながら俺に向かってわぁわぁ喚いた。



俺も信じられない……………っ。














「…………ギャグ……………?」



ど…どういう意味だ………?



「……………クソボケ………。」










………………え?





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