【完全版】秘密のフィアンセ☆ 下



それでも、いいや。


私を守ろうとしてくれてるのは、本当だし…。


「佑斗さ、いつ、ここを見つけてくれるだろうね?」


一人考え込んでいると、泰久は挑発する様に言ってきた。


もう、その手には乗らないから。


私は、泰久を無視すると、薄暗い天井を見上げた。


お願い。


絶対に、来ないでね。


ねえ、佑斗…。




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