また笑って?


「ねぇ悠。私…悠のこと好きになっていい?」

「…わかんね。」

「だよね。」


晴が下を向いた。


こいつには俺しかいねーのか?


環七には瑠がいるけど
晴には誰もいない。



「帰るねっありがとう!!」

「あぁ。」

晴は走って行った。


俺は一体だれが好きなんや?

どっちを大切にしたいん?


環七…晴…?


どっちの傍にいたいん?


わかんね…。


環七を好きやと思ってたのに晴に揺れてる。


俺ってダメなやつやな…


< 81 / 171 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop