氷の姫君
愛してる。
「月華?起きてる?」

「ええ!起きてるわ。」

「いよいよ今日ね。」

そう言って優しくメルフェが微笑む。

「そうね。今日なんだね・・・」

そう。

今日私はダルジェのお嫁さんになります。

「さあ。準備しましょ!」

「うん。」

メルフェに急かされて急いで起き上がった。
< 184 / 190 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop