1ミリのキセキ
5章

1ミリのキセキ

それは
曇り空なく晴れ渡った日。


1人の少女がギターを
しょってスタジオへと急いでいる。


目の前から
赤茶の髪色をした少女と彼氏のような少年が歩いてくる。


彼女もまたギターをしょっていた。


通り過ぎた瞬間。


少女は立ち止まった。


そして走って赤茶の髪の少女を追いかける。

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