それでも君が好き


女の子の手にはさっきの料理。


「あ、ありがとう。」

「どういたしましてっ!!」


よろよろしながら料理を何度も運んできてくれて・・・

すごく嬉しかった。



「あたし、花崎奈由です。」

「あ、俺は如月侑祐です。」



学校で媚びてくる女とは違い、純粋で可愛い奈由。

俺達はすぐに仲良くなった。


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