馬鹿、ごめん、今の嘘。
馬鹿。
イジメは突然やってくる




気まぐれなリーダーは平然とした顔で私達をゴミのように扱う




私はそれが憎くてたまらない





たった今、アンタは標的にされた



アンタは必死に抵抗していた








私はそんなアンタを助けてあげられない



あたし達、親友なのに……


私は、お前みたいな馬鹿ワガママリーダーなんて、ゴミの中のクズだ。





何て言いたかったけれど、





体と口と心が邪魔をして、






私はその場から走り去って行ってしまったんだ。
< 1 / 17 >

この作品をシェア

pagetop