先輩好きです!!

文化祭

「おはよ~、深歌♪
今日も可愛いね~!!」

「あ、世羅ちゃん、おはようございます。
私なんて全然可愛いには程遠いです。」

「そういう天然なとこいい!!」

朝から世羅ちゃんの褒め褒め攻撃を食らいました。

「世羅~、もう深歌顔が赤くなりすぎてるしやめてあげなよ?」

「あ、麻耶ちゃん・・。私そんなに顔赤いですか?
褒められすぎてもう恥ずかしくて顔が赤いんでしょうね。」

「麻耶~だって、この赤い顔可愛くない?
ぜひとも妹にしていろんな服着せて・・!深歌!
明日暇?調度休日だから服買いに行こう!!」

「あ!いいね、私もいっていい?」

「え?あ、あの・・」

「よし!じゃあ明日行くぞ~!あっ!いいこと考えた」

え?なんか麻耶ちゃんよからぬ事を考えてません?

「皆~!!ちょっと聞いて~
文化祭でファッションショーがあるじゃん?
それにクラス代表で1名女子が出るじゃん?
それ深歌でいい?」

え~?麻耶ちゃん!?

男:「いいよ~!このクラスで1番深歌ちゃん可愛いし~
服も似合いそう!」

女:「確かに!!深歌ちゃんなら優勝するよね?
で、優勝したクラスには・・なんか褒美があるって・・!!」

女:男「深歌ちゃん頑張って!!!!」

え~?????何でそんなことに・・

「まって!!私なんかでいいの?不細工だし、スタイル悪いし・・」

「そんなことないの!!もう決まりだし!!」

そ・・そんな~・・。

こうして文化祭の話になりクラスでは何をやるかについての話になった。
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