金星
両親 by yuna

は、恥ずかしい……。


パパとママにチューしているとこ見られたのはもちろん。


自分の気持ちに気づいてはいたものの、

潤一にはなぜか素直になれなかったためか、

思いが重なった瞬間、あふれ出してしまった。


キスのおねだりしすぎちゃったし、ベロチューまでされちゃったし!


思い出すと心臓がドキドキとうるさく鳴ってしまう。


しかも、

「潤一くんって言うんだ。ちょっとお茶くらい飲んでって、ね?」


と、ママが強引に潤一を家の中に入れたため、

居間のテーブルにて、パパとママ、あたしと潤一が向かい合わせに座っている。


何このシチュエーション……。
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