《短編》決戦は2月14日
エピローグ
あの日はあの後先生に家まで送ってもらった。

ひとりで帰れるって言ったんだけど、彼女に何かあったら大変だからって。

嬉しくて、でも照れくさくて何も話せないでいるあたしに、優しく微笑んで手を繋いでくれた。


繋いだ手から伝わってくる先生の温もりで、先生の特別なものになった気がしてすごく嬉しかった。

彼女って響きには何だか照れくさいけど。


手を繋いで帰る道のりで、いろんな話をしてくれる先生。


もちろんふたりの事。



そんな中で約束を三つした。
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