好きっていって


そう言うと、野村 麻希は勢いよく立ち上がり、俺を見下ろして言った。


「なんで?!分かんないの?!あんた達がしつこく、クラスに来るからでしょ?!あげくにクラスからはハブられるし!殴られそうになるし!もう!!」


「………」


俺は、唖然に取られていた。


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