双子月
その時、朋香はまたある事を思い出した。
「先生、1人、ココに新患を紹介で連れて来てもイイですか?」
林先生は不思議に思いながら尋ねた。
「ん、誰?」
「林先生は劇でしか見なかったと思うけど…
瑠璃子です。」
「あぁ、あのかぐや姫の子だよね。
どうかしたの?」
林先生は思い出すように言った。
「実は…多分…
イヤ、アレはきっと…鬱状態です…」
朋香は先生の顔を見て言った。
「冬休みの初日に、4人で集まったんです。
その時に…」
「新患ね、分かった。
明日の午前中なら良いよ。
10時からにしとくね。」
予約制のクリニックではないが、新患だけは予約を入れられる。
朋香はゆっくりと後夜祭の時から、その次の日の喫茶店での出来事を想い出していた。
「先生、1人、ココに新患を紹介で連れて来てもイイですか?」
林先生は不思議に思いながら尋ねた。
「ん、誰?」
「林先生は劇でしか見なかったと思うけど…
瑠璃子です。」
「あぁ、あのかぐや姫の子だよね。
どうかしたの?」
林先生は思い出すように言った。
「実は…多分…
イヤ、アレはきっと…鬱状態です…」
朋香は先生の顔を見て言った。
「冬休みの初日に、4人で集まったんです。
その時に…」
「新患ね、分かった。
明日の午前中なら良いよ。
10時からにしとくね。」
予約制のクリニックではないが、新患だけは予約を入れられる。
朋香はゆっくりと後夜祭の時から、その次の日の喫茶店での出来事を想い出していた。