不確かなカタチ


優にさっそくメールを送った。

22日に出れることになった。
と。


もちろん返事はこなかったけど、アタシはまだ信じてた。

ねぇ、優。

アタシには優が必要だよ。






大事なホームみたいな場所のホスト達と飲みに行った。
アタシが仙台を離れるのを知ってるから、時間作ってくれた。
ほぼ全員集まってくれた。
こんな中だからこそ、娯楽は必要だった。


アタシは確かに信を愛してたけど、もうその気持ちはない。

あれはただの依存だったんだ…。


信に使ったお金があれば、アタシは救えた人がいっぱいいた。
そして何より、自分を救えた…。
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