こんなに好きなのにっ!!
頭が爆発しそう…。



リオ君はこのまま流れを作る気なんだと思う…。



「リオ君っ!!」

「ん?」

「あたしっ…初めてで…」

「知ってるよ」

「だから…」

「だから嬉しいんだけど」

「あっ…」



キュンと痛い胸。



リオ君はちゃんとあたしのことを好きでいてくれてる。



断る理由なんてないはずなのに…。



助けて、悠ちゃんっ!!



「ごめん…なさいっ…。怖い…」

「…………了解」



無意識に思った悠ちゃんのこと。



怖いのも事実。



それよりも今のこの状況で悠ちゃんのことを考えてしまった後ろめたさがすごく大きい…。



「大丈夫だよ、ユナ。いつまでも待つから」

「ごめんっ…」

「俺こそごめん、ビビらせたな…」



ドキドキメーターを振り切って手が震えていた。



何度も謝られたけど、やっぱりあたしの方が悪い。



「好きだよ、ユナ…」



あたしはまだまだ大人にはなれそうもない…。



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