こんなに好きなのにっ!!
幼なじみってのは兄妹ではない。



そしてただの友達ってわけでもない。



ユナって俺にとってなんだろ…。



「スカート短くね?」

「普通だよ~」

「いつから化粧してるんだっけ」

「中2くらい?今日の悠ちゃん変…」



いやいやいや、それは自分でも感じてるから言わんでいい。



むしろ今の俺はユナが思ってるよりもかなり動揺しているから。



今日はユナが高校に入って初めての登校日。



入学式には会わなかったから、制服姿を見るのは初めてだ。



今までは中学の制服を着ていたユナがなぜか急に大人っぽく見えて。



コイツも女だったと改めて感じている。



俺の部屋で、俺のベッドに座り、俺の愛用スエットを当たり前のように履こうとしている。



「ちょちょちょ、俺のだから」

「貸してよ~。パンツ見えたらイヤじゃん」

「じゃあ着替えて来いよ!!」

「やっぱり今日の悠ちゃん変だよ?」



わかってるってば。



俺もどうしたらいいかわかんねぇんだから。



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