夜空に溶けた想い



放課後。

コピー機がウィーンと音を立てて仕事をしているなか。



「おい、椿。やめろよな。全校集会で名指しなんて。」

俺は、生徒会副会長である幼馴染の椿に言った。
その間も椿はコピー機でなんか印刷してるけど。

「えぇ~。あんたがあくびするのが悪いのよ。あたしが!話してるって言うのにっ。」


そう言うと椿は印刷するのをやめて、トントンッとできた書類を整えた。

何をするのか見ていると・・・


< 7 / 30 >

この作品をシェア

pagetop